日本ディスクロージャー研究学会会員各位
この度の東北関東大震災及び福島原発事故により被害を受けられた会員諸氏、御家族、そしてすべての被災者の方々に、心よりお見舞いを申し上げます。
皆様の安全と一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。
大地震と津波による災害が発生して2週間が経ちます。しかし、未だに被害の実
態も明らかにならず、強い余震が頻発し、原発事故対応は正に進行中です。電力
と食料等物資の不足への対応から、大震災の影響は継続しつつ、かつ全国に拡大
しております。まさに災害はいまも発生し続けております。
当面は国を挙げて救命・救助、被災地の復興などの取り組みが優先されることは
当然であります。その中、すでに始まっているように、大震災と原発事故の原因
や、災害・事故後の社会の対応についても、それぞれの研究者が解明を急ぐこと
になるでしょう。この2週間余り、何度「情報不足」という言葉を耳にしたこと
でしょうか。本学会はディスクロージャーの観点からこのたびの出来事を解明す
る必要があるだろうと思います。
とはいえ現に今も「災害」が発生し続けています。どうか安全を確保されますよ
う心よりお祈り申し上げます。
2011年3月24日
会長 柴 健次」
|